※土日を中心に、プライマリケアの範囲で対応させて頂いております。
地域の小児医療に貢献
子どもは、季節の変わり目や気温の変化などのちょっとしたことで、すぐに体調を崩してしまいます。先ほどまで何ともなかったのに、突然様子が変わり、慌ててしまうこともあるでしょう。しかも、幼児は病気の症状をうまく言葉にして保護者や周囲の大人に伝えることができません。
そんな心配な時は、当院にお気軽にご相談ください。地域のお子様の「かかりつけ医」として、お子様と保護者の方のお話をじっくりお聞きしたうえで、やさしく丁寧な診療をいたします。
※当院の小児科では、2歳半からのお子様の診療を行っております。
※初診の際は、健康保険証や母子健康手帳をご持参ください。現在服用中の薬がある場合は、お薬手帳をお見せください。
※詳しい検査や入院加療が必要な場合は、周辺の地域連携病院へ、また耳鼻咽喉科や眼科、外科等にかかわる疾患が疑われる場合は、それぞれの専門医をご紹介いたします。
子どもによく見られる症状
下記のようなお子様の体調不良や病気、様子の違和感について幅広く診療いたします。
- 発熱
- せき、鼻みず、鼻づまり
- ぜーぜーする
- 喉の痛み
- ひきつけ
- 腹痛、おう吐、下痢
- 便秘
- ブツブツが出た
- 肌がカサカサしている
- なんとなく元気が無い
- 顔色が悪い
- 食欲が無い
- 機嫌が悪い
- おねしょ(夜尿症) など
診療をスムーズに進めるために
お子様の容体や症状を見て、気掛かりな時は、ひとまず当院までご連絡ください。
そして保護者の方は慌てず、落ち着いて声を掛けたり、寄り添ったりして、お子様を安心させてあげてください。
それから、できる限り詳しく容体をチェックし、把握しておくことも大切です。
以下のような内容のメモをいただけると診療がスムーズに進みますので、もしも可能なようでしたら、ご協力ください。
- 今の症状はどんなで、それはいつ頃から現れたのか
- 熱、せき、痰、鼻みず、喉の痛みの有無とその状態
- おしっこやうんちの状態(異常がある場合は、撮影して持参なさるのも良いでしょう)
- 食欲はあるかどうか
- 原因として思いあたること
- 薬に対するアレルギーの有無
- 現在、服用させている薬
- これまでに経験した病気や手術、入院の有無 など
子どもによく見られる症状
発熱
熱そのものよりも他の症状に気を配り、水分が摂れなくておしっこが出ない、嘔吐・下痢がある、顔色が悪い、元気が無くてぐったりしている、意識がはっきりしない、けいれんを起こした、発疹がある、せきや鼻みずが出る、などの場合は、早めに医療機関を受診してください。なお、子どもで問題となる「発熱」とは、通常38度以上を指します。(有熱者は隔離した待合室でお待ちいただき、必要に応じて早急にインフルエンザの検査を行います。)
腹痛
子どもが訴える症状のうち、何と言っても多いのが腹痛です。ただし、「おなかが痛い」と訴えていても、実際に腹痛によるとは限らず、発熱や他の症状を併発していないかをよく観察することが大切です。腹痛の原因は風邪、感染性胃腸炎、便秘などが多いのですが、消化器以外にも、肺炎などの呼吸器疾患、腎尿路の疾患、食物アレルギーなど、様々な原因から腹痛を訴えることがあります。腹痛を起こす病気のなかには緊急を要するものもありますので、原因がはっきりしない場合は、早めにご相談ください。
嘔吐
小さな子どもは、ちょっとした刺激によって、よく嘔吐をします。しかし、吐いた後もふだんと変わらず、けろっとしているようなら、そのまま様子を見ていれば良いでしょう。ただし、何度も繰り返し吐く、吐いた後にぐったりしている、といった場合は、胃腸や神経の病気による嘔吐の可能性がありますので、早めにご相談ください。
下痢
いつもと変わらずに食欲があり、機嫌が良いようなら、それほど心配はありません。ただし、下痢が治まらず、水分も摂れずにぐったりとして元気が無いような場合は脱水症が疑われますので、早めにご相談ください。
呼吸が苦しそう
お子様が息苦しさを訴える際は、喘息などによるケースが多いようです。その場合は、程度に応じて、吸入・点滴療法といった処置が必要となります。ただ、喘息の傾向や既往が無いのに、突然息苦しさを生じた場合は、気管内に異物(ピーナッツ、ボタン、ボタン電池、タバコ、薬、玩具など)が入ってしまった可能性があります。もちろん救急処置が必要ですので、すぐに救急車を呼びましょう。